2013年11月12日火曜日

人と人を繋ぐ橋


おはようございます。
今日はチョット,別な角度からのお話です。
シングルマザーに取って,周りの人との良い関係は欠かすことが出来ません。
そんな人との関係について、今から15年前の1998年、国際児童図書評議会(IBBY)のニューデリー大会に寄せたビデオ講演で皇后様が語られた言葉が,胸に響きました。

「そして最後にもう一つ、本への感謝をこめてつけ加えます。読書は、人生の全てが、決して単純でないことを教えてくれました。私たちは、複雑さに耐えて生きていかなければならないということ。人と人との関係においても。国と国との関係においても」

「生まれて以来、人は自分と周囲との間に、一つ一つ橋をかけ、人とも、物ともつながりを深め、それを自分の世界として生きています。この橋がかからなかったり、かけても橋としての機能を果たさなかったり、時として橋をかける意志を失った時、人は孤立し、平和を失います」


いろんなことを思い起こさせるお言葉でした。皇后というお立場は関係なく,様々な苦悩や痛みを味わってきた一人の人間としての言葉に他ならないと思いました。
私は子供がある程度成人してからの離婚でしたが、子供を抱えて生きるという現実、一人で世間の荒波を超えて行かなければならない厳しさと不安に、心が折れそうになったことも一度や二度ではありません。
 いままで中の良かった人に手のひらを返したような態度をとられ、改めて自分環境を思い知ることもたびたびでした。そんなとき,支えてくれたのもやはり私を取り囲む人々です。妹や子供達という家族,親友、仕事仲間、勉強仲間そうした人たちとの橋のおかげで,今の私があります。

 みんなで,手を取り合って頑張りたい。嘗ての私を支えたい。それが、私がこのプロジェクトをやっている最大の理由です。一緒に歩いてゆきましょう。

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