2013年12月11日水曜日

フローレンス

本格的に寒くなりましたね。

街にはマスクが増えました。子供も風邪を引いて、胸を痛めながら職場を休むお母さんが増える時期です。

本当に子供というのは,母親が仕事等で、ここぞという重要な時に熱をだしたり,怪我をしたり具合を悪くします。母親の気持ちが子供に向いていない瞬間を狙うかのごとくです。そしてせっかくのチャンスを逃したり、子供につらい想いをさせたりしています。
保育園は熱がちょっとでもあったらもう預かってはくれませんものね。

そういうときに,病気の子供を預かってくれるのが、フローレンス。
昨日のビジネスモデル・イノベーションの講義は、その病児保育のNPOフローレンスの駒崎代表でした。駒崎代表のフローレンス立ち上げも、そんな話をベビーシッターだったお母様から聴いた事がきっかけでした。

フローレンスが発足間もないころから評判になったのは働くお母さん達の長年の想いがあったからでしょう。病気の子供を預かってくれるなんて本当に有り難いNPOです。

フローレンスは、財務的に成功している社会福祉系では稀なNPOです。
まだ大学を卒業したばかりの20代前半、無謀とも思える挑戦は緻密なビジネス戦略を構築したことで、見事に成功しました。

病児保育の仕組みの成功は、公的機関もモデルとして追随するまでになりましたが、多くのプラス効果を生んでいます。

シングルマザー支援の充実もその一つですし、育児経験12年で資格がなくても応募出来るベビーシッターの制度も、年金が不十分で老後生活に不安を抱く、高齢女性には朗報です。人の役に立つ仕事で、無理のない範囲で働き相応の収入を得る事が出来る。

駒崎さんは、来年を目処に障害児保育園の設立を準備しているそうです。

これも長く求められてきたこと。うまく行って欲しいです。

冬は柑橘類を多めにとって生姜湯にも予防効果がありますよ。
元気に冬を乗り越えて行きましょう。        サッキー




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